1. 来月にはこれらの葉は赤く色づいているだろう。
2. 3時までには、コンサートは終わってしまっているだろう。
2. 3時までには、コンサートは終わってしまっているだろう。
3. もう1回みたら、私はそのミュージカルを3回見たことになる。
4. 来月で私たちは結婚して20年になります。
5. 来年で、この会社に30年勤めたことになる。
6. TV番組が始まるまでには、宿題を終わらせるつもりだ。
7. もし、もう1回観に行ったら、その映画は5回見たことになる。
8. ジャックは明日で2週間、病気で寝ていたことになる。
9. 英語のレッスンが修了したら、アメリカに行くつもりです。
10. 今日の午後までに雨がやんでれば、買い物に行く予定です。
11. 十分な睡眠をとってない時に、車の運転はしてはいけない。
12. 選手たちが到着したら試合を始めよう。
解説
☆未来完了形
『いついつまでには(未来)〜しているだろう』のよう未来の状況を、それ以前とつなげて『予測』するような時には、未来完了形<will+have+過去分詞>で表す。
この表現は、未来のある一点に視点を置き、表現する以外は現在完了形と同じである。
例えば、1)の文
1. 来月にはこれらの葉は赤く色づいているだろう。
These leaves will have turned red by next month.
『葉は赤く色づくだろう』(未来に予測される出来事)
時間軸『今』→ 『未来』 (来月には)
『葉は赤く色づくだろう:will have turned red』
『いついつまでには(未来)〜しているだろう』
『by next month』は未来を表す表現であり、未来のある一点を表している。
『will have turned red』 は、『来月の時点でどうなっているのか』という『今』からみた『未来の予測』なので、このような場合は未来完了形で表現する。
2. 3時までには、コンサートは終わってしまっているだろう。
The concert will have finished by three.
『コンサートは終わってしまっている』(未来に予測される出来事:完了)
時間軸『今』→ 『未来』 (3時までには)
『終わってしまっているだろう:will have finished』
3時までには(未来のある一点)終わってしまっているだろう(未来の予測される出来事)
1回目 2回目 もう1回みたら3回目
↓ ↓ ↓
時間軸 ミュージカルを見た 『今』→ 『未来の経験』
『もう一回みたら: if I see it again』
『3回見たことになる:will have seen』
もう1回見たら(未来のある一点)3回見たことになる(未来の経験)
Next month we will have married for 20 years.
<←(来月に)結婚して20年になる(未来の時点での継続)→>
時間軸 『過去』 『今』 『未来』(来月)
『来月で:next month』
『結婚して20年になる:will have married for 20 years』
(過去からさかのぼって)来月で[未来]結婚して20年になる[未来の時点での継続]
Next year I will have been working at this company for 30 years.
<←(来年で)30年勤めたことになる(未来の時点での動作の継続)→>
時間軸『過去』 『今』 『未来』(来月)
『来年で:next year』
『30年勤めたことになる:will have been working』
『(未来のある時点まで)ずっと〜し続けるだろう』という『未来の動作の継続』を表すには未来完了形進行形<will+have+been+ing形>で表すことができる。
I will have finished my homework by the time the TV program begins.
宿題を終わらせるつもりだ(未来の時点での動作の完了)
時間軸『過去』 『今』 『未来』(TVが始まるまでには)
『TV番組が始まるまでには:by the time the TV program begins』(未来)
『宿題を終わらせるつもりだ:will have finished 〜』(未来の完了)
I will have seen the movie five times if I go to see it again.
4回見た(これまでに) もう1回みたら5回目
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
時間軸 映画を見に行った 『今』→ 『未来の経験』
『もし、もう一度見に行ったら:if I go to see it again』 (未来)
『その映画を5回みたことになる: will have seen 〜』(未来の経験)
< ←(明日で2週間)病気で寝ていた → >
時間軸 『過去』 『今』 『未来』(明日)
『明日で:by tomorrow』(未来)
『2週間、寝ていたことになる:will have been ~ for two weeks』(未来の継続)
☆未来のことを表す現在完了形
現在完了形は、『これまでにどういう経緯を経て、(今)どうであるか』ということを表現する用法であるが、話す視点を『未来』にすることできる。
具体的には、『時や条件』を表す接続詞(when, ifなど)に続く文は『実際に成り立つ』と考えられることが続き、この時の〜するという動作は、予測ではなく、前の話の続きの話である。このような場合は、現在完了形で表す。
また、一般的な事実を表す時にも現在完了形を用いられる。
*未来完了形は予測することに使う。
I'm going to US when I have finished my English lesson.
『英語のレッスンが修了したら :when I have finished〜』
『アメリカに行くつもりです。:I'm going to US』
『when節』の内容は、(アメリカに行くのは)未来の予測ではなく、『実際にレッスンをやり終えたら』という前の事柄と繋がっていることから、現在完了形を用いる。
*実際に行く準備をしている時に用いる未来の表現はbe going toを用いる。
willを用いる場合は、漠然と行きたいという場合だけ。
10. 今日の午後までに雨がやんでれば、買い物に行く予定です。
I'm going to shopping if it have stopped raining by this afternoon.
『今日の午後に雨が止んでいれば:if it have stopped raining by this afternoon』
『買い物に行く予定です:I'm going to shopping』
『if節』の内容は、実際に雨が止んだら、と前の事柄が成り立つことを前提に考えているので、これも未来の予測ではない。
Don't drive a car when you haven't had enough sleep.
十分な睡眠をとってない時(when you haven't enough sleep)
運転してはいけない(Don't drive a car)
これは『ちゃんと寝てない時は運転してはいけない』という一般的な事実なので、現在完了形で表す。
『選手が来たら:when the players have arrived』
『試合を始めよう:the games will begin』
『when節』の内容は、(選手が来たら)前の事柄が成り立つことを前提にしているので、現在完了形で表す。また『the games will』は話し手の意思ではなく、選手が来たら試合が始まるという自然の成り行きなので、この場合はwillをつかう。
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