1. 先週、そのお店は若い人でいっぱいだった。
2. 子どもの頃、私は外で遊ぶのが大好きだった。
3. 私はたいてい自転車で通学した。
4. 父はときどき私を映画に連れていってくれた。
5. 正午ごろ、私はテレビを見ていた。
6. 私は一晩中せきをしていた。
7. 私は子どもの時、先生になりたかった。
8. 彼は走って駅に行き、最終電車に乗った。
9. 彼が呼んだ時にテレビを観ていた。
答えと解説
☆過去形の考え方
現在形が、『原則的に現在を含む時間になりたつ事柄』
を表すのに対して
過去形は、『現在とは無関係の過去の事柄』を表す。
ほんの一瞬でも現在と切り離された過去の事柄であれば
過去形で表現する。
1. 先週、そのお店は若い人でいっぱいだった。
The store was full of young people last week.
『お店は〜でいっぱいだった』
このような時には状態動詞の過去形を用いる。
2. 子どもの頃、私は外で遊ぶのが大好きだった。
In my childhood, I loved playing outdoors.
3. 私はたいてい自転車で通学した。
I usually rode my bicycle to school.
wouldやuse toなどの助動詞を使っても
過去の反復動作、習慣などを表せられる。
4. 父はときどき私を映画に連れていってくれた。
My father sometimes took me to the movies.
sometime=過去の反復を表す。
5. 正午ごろ、私はテレビを見ていた。
I was watching TV around noon.
『過去のある時』にしている動作を表す時には過去進行形で表す。
〈be動詞の過去形+動詞のing〉
around noonが『過去のある時』、過去の時点で、
TVをみていた『動作の最中:進行形』
I watched(過去形)だと、過去のある1点だけしか表していないので(過去に)みているということを表現できない。
ある限られた期間に繰り返し行われたことも
過去進行形で表すことができる。
all night long=一晩中(過去の限られた期間)
子どもの頃(過去)思っていたのだから
(When I was a boy)I wanted(過去形)になる。
wantは『〜したい』という知覚動詞。
ある一点だけでなく子どもの頃(過去のある一定期間)
だから過去進行形にはならない。
andは等位接続詞といって
『文法上同じ性質の語・句・節を対等につなぐ語』なので、
and でつながれた文は時制が一致しないといけない。
around noonが『過去のある時』、過去の時点で、
TVをみていた『動作の最中:進行形』
I watched(過去形)だと、過去のある1点だけしか表していないので(過去に)みているということを表現できない。
6. 私は一晩中せきをしていた。
I was coughing all night long.
過去進行形で表すことができる。
all night long=一晩中(過去の限られた期間)
7. 私は子どもの時、先生になりたかった。
I wanted to be a teacher when I was a boy.
子どもの頃(過去)思っていたのだから
(When I was a boy)I wanted(過去形)になる。
wantは『〜したい』という知覚動詞。
ある一点だけでなく子どもの頃(過去のある一定期間)
だから過去進行形にはならない。
8. 彼は走って駅に行き、最終電車に乗った。
He ran to the station and caught the last train.
走った、乗ったは過去のある一点を表している。
従って、どちらも過去形で表す。
『文法上同じ性質の語・句・節を対等につなぐ語』なので、
and でつながれた文は時制が一致しないといけない。
9. 彼が呼んだ時にテレビを観ていた。
I was watching TV when he called me.
過去の動作=彼が呼んだ時、TVをみていた(進行形)なので
was watching(過去進行形)で表す。
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