『join』『participate』『take part in』
どれも『参加する』という和訳がされますが、どう違うんでしょうか?
違いを明らかにするために『語源』をもとに考えましょう。
『join』
この単語はラテン語の『ju(n)g-, junct-』からきています。
意味は『to bind together, connect(つなぐ)』
つまり、『join』の参加するは、『人と人をつなぐ、同じ場に一緒にいるということがベースになるようなイメージですね』
Do you join lunch with us? (一緒にランチしない?)
参加するというよりは、一緒に何かをするというような使われ方をします。
この他に、to become involved in an activity(ある活動にかかわるようになること)
という意味もあります。つまり、語源の通り、活動を通して繫がるということですね。
例としては、
join a party
join a company
join the society
『participate』
この単語を分解すると、『part- cip- ate』になります。
ラテン語の『cip』は『catch (捕える、容れる)』
part-cip-ate とは、part『部分』をcip『捕まえる』
部分を捕まえる
→部分とは役割と言い換えられるから、役割を捕まえる→参加する
一般に使われる日本語の『参加する』という意味では、
『join』よりも『participate』の方が適してますね。
また、『take part in』もpart(部分)をtake(捕まえる)
participateとほぼ同じ意味になります。
従って、『participate』、『take part in』は単に参加する。
participate in sports
take part in a project
みたいに何かに参加するという場合に使います。
よって、こんな使い方が出来ます。
I want to participate in that next time too.
(次回も参加したいです。)
『attend』(参加するというよりは出席する)
この単語を分化すると『at- tend』
『at(〜に)+L.tendere(伸ばす)→意識を傾ける→出席する。
つまり、ちゃんと準備して参加する(予め決まっている予定に対して)
みたいなイメージですね。つまり、この単語は、参加ではなく、予め予定のある会議、パーティーなどに出席する時に使います。
attend a meeting
attend a lecture
どうです?
この違いわかりましたか?和英辞書で引くと同じ意味でも『語源』をたどると、その単語が持つ本来の意味がみえてきますね。また気になる単語があれば調べてみます。
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