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2013年10月30日水曜日

慣れている、慣れる? be used toとget used to  ニュアンスの違いと使い方




He was used to doing this work.

He got used to doing this work.


この2文、似たような文ですが、全然違う意味になります

この違いがわかりますか?



He was used to doing his job.
(彼は仕事をするのに慣れていた。

He got used to doing his job.
(彼は仕事するのに慣れた。


be~の文は、もともと出来ていたという意味

get~の文は、ある瞬間に出来るようになったという意味

この2文、全然違いますよね!




この違いを理解するキーワードは「beとget



beとgetがどういう状況を表す動詞なのかを

知らなければなりません。




beは状態動詞

状態動詞とはbe, have, exist, want, like, feel, hear, etc.


例えば 

She has blue eyes. (彼女は目が青い)


 直訳すると、彼女は青い目を持っているですが、目が青いという「状態」を表しています。目が青いというのは、その状態や状況をころころとかえられないこと!


つまり、現在形で表しているので、一見、今の話をしているようですが、実は過去、現在、未来にわたって、「目が青い」ということを話している表現になります。


目の色は、突然変えられないですよね?
(カラコン使うとかなしです)

また、状態を表すので、通常、現在進行形(〜ing)で表すことはありません。


beも状態を表す動詞。
I'm from 〜出身です。というのは現在進行形の話ですが、I'm being fromとは言いませんよね。

be used to は慣れる状態を表すので、「慣れている」となります。




getは動作動詞

動作動詞とは、play, run, swim, sing, do, go, etc

読んで字のごとく、動作を表す動詞のことです。



例えば play 

I'm playing tennis with friend now.


テニスをしているのは「今」まさにしている行為、動作であって、テニスをやっている状態ではないです。例えば、この文では、今テニスをしているということがわかっても、1時間前にやっていたか?30分後もまだやっているのかについては、わかりませんよね。つまり、動作動詞は、状態動詞と異なり、その瞬間の動作、行為を表す表現に用いられます。なので、状態動詞で使われない〜ing形を使った表現があるんです。



では、話を戻しましょう。

getは動作動詞

I get it. 手に入れたのは、そのときの動作ですよね。
 つまり、get used toは今まさに慣れているのだから「慣れる」となります。




わかりました?beとgetの違い?


be  used to〜ing = 慣れている (状態)
get used to〜ing = 慣れる   (動作)




それではbeとgetの違いを瞬間英作文でトレーニング!!


1) 彼は英語を話すのに慣れている。

2) 彼女はこの仕事に慣れるようになるだろう。

3) 左側通行の運転に慣れてきている。

4) 私は、自分の朝食を作ることに慣れている。





1) He is used to speaking English. 

2) She will get used to doing this job.

3) I get used to driving on the left.

4) I'm used to making my own breakfast. 

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